遠い記憶



園児の頃、家族で海に行った。

まだ泳げなかったワタシを、父は無理やり浮き輪から抱き上げ、そのまま海へ放り投げた。



ザバーーーン



上向きに沈んで行くワタシ。

目の前に見えたのは、ユラユラ光る水面と、その先のぼんやり揺れる太陽。




「あ、ワタシ死ぬんだ。」



そう思った瞬間、血相を変えた母の顔が。




その後は良く覚えていないが、父は母にかなり怒られていた。

そりゃ、そうだ。
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by winter-horse | 2006-02-03 14:22 | ひとりごと